今日は来月に本番撮影を控えた物件のアングルハンティングでクライアントの工場へ。被写体は大型の機械。といってもすごくかっこ良くてフォトジェニックでした。
ロケハン(ロケーションハンティング)は一般にも浸透している言葉でしょうけれど、アングルハンティングという言葉、あんまり普段から使わないのではないでしょうかね?
アングルハンティングは本番撮影前に被写体のテスト撮影を行って、一番かっこ良く見えるアングルを探す下見撮影の事です。自動車なんかの撮影では当たり前のことでしょうけれど、僕の仕事では稀な事です。それだけクライアントも制作会社も気合いが入ってる証拠!僕も頑張らなければ。
今日必要だったのはすぐに見ることができるプリント(パソコンのモニターではダメ)。ポラロイド写真なんかが一般的だったのですが、最近ではもっぱらデジカメ+プリンター。ところが現場は思いっきり屋外。電源をドラムで引こうにも何メートル必要かのはるか彼方。
というわけで今日デビューの機材がこれ。EPSONのE150
デジカメで撮影した画像データーをCFカードをポンでプリントできるのです。
アップした写真はいずれもプリント中のシーン。つまりAC電源無しでもバッテリーで動く優れもの。プリント時間は1枚約1分。ポラ(フォトラマ)をあっためながら3分待つことを思えば似たようなものでしょうか。日頃コードだらけの中での撮影に嫌気がさしており、なんとかしたいと思っていたところに、今日のセットはパソコンもカメラもプリントもAC電源なしですっきりスマートな機材だったので、これからも大活躍な予感の1日でした。