今回の主な作業は鹿除けネットのお手伝い
ボランティアバスが来るようなところから作業員は僕だけという小さな畑まで
津波と大雨、土石流なんかで鹿が山で喰っていけなくなり、人里まで下りてくるようになったのです。震災前までは来なかった海辺まで。そのうち牡鹿は鹿に占領されますね。
帰る日に手伝った畑の主は81歳のおばあさん。仮設暮らしで畑が唯一の生き甲斐だと言う。重労働でもそれが楽しい、と。けど3mの鉄管を打ち込むのはさすがに無理。そこだけ、ほんの少しだけお手伝いした。
平日なのでボラも少なく僕一人。とてもとてもハードな重労働でしたが鹿除けしないと翌日には畑が全部きれいさっぱり鹿に荒らされます。
鹿除けが完成したので僕は帰ります。そしておばあさんは翌朝から畑仕事に出かけるのです。おそらくこれでいいのです。