今日は全く写真を撮ることが出来ませんでした。終日マックの前での作業です。やってるのは高松ロケの仕上げ作業ですが今日中には終わりませんでした。特別なレタッチは何もしてないのですが、1日の撮影に対してパソコン作業が3日というのは効率悪しですね。
撮影してきたのは約800コマ。キャノンの5Dで現場ではパソコンを使わず全てCFカードで撮影しました。帰ってきた昨日、すぐにrawデーターをマックで読み込み現像前に大雑把なチェックをまずかけたのですが、その時点ではわからなかったトラブルが現像後のチェックで発覚しました。撮影途中から画面内にゴミが入り込んで写り込んでしまってます。コマ数にしてちょうど半分。この時点で僕の金曜土曜(今日明日の事)はマック前固定になっちゃいました。このブログでも書きましたが行く前日にキャノンでセンサークリーニングをしたところだったのですが、、、。
ゴミというより小さく細い毛のようなもんです。今さっき見てみたらまだついていました。ブロアでシュッでなくなりましたが、撮ってきた画像の中の写り込みはシュッとはなくなりません。入り込んでからのコマは全滅です。そりゃあ戻ってきてもまだカメラに入ってたんだから当然ですわな。入り込んだ時期も特定できました。レンズを交換した時です。もうちょっと前にカメラ内に入ってたのかもしれませんがセンサーにひっついたのがこのレンズ交換のタイミングなのは間違いありません。今回の撮影ではシグマの12-24というレンズが活躍しました。6割以上がこのレンズです。他のレンズは20mmと24mm、ニコンの14mm、あと少しだけ長ダマも使いました。14と20と24は12-24の守備範囲に入ってるのですがズームは絞らないと使えません。最低でもf11、できればf16欲しいとこです。そのせいでゴミが目立つというのもあると思いますが、このレンズのf8以上開けた写真は良くないので仕方ありません。f16だからシャッターも遅くなってブレブレ。カメラはずっと三脚使用でしたが被写体がぶれるのです。
1/4でもこんな感じです。人はジッとしてるようでも結構止まりませんで、歩いてる被写体だと1/125でもぶれてしまいます。ISOは400以上だとちょっとヤバいし。ぶれた感じを意図しても上のような写真ではダメで最低でも1/15は欲しくなって、必然的にf8になってレンズのNGゾーンに突入。仕方なくレンズ交換で単焦点レンズでのf8になっちゃいます。現場は比較的クリーンだったのですがレンズ交換10回、大きなゴミ混入は1回だけだったので良しとしましょうか。各メーカーが必死に知恵を絞ってるこのゴミ問題ですがレンズマウントの後ろすぐでミラーの前にガラスを入れるとか、スイッチひとつでセンサーにエアーをかけることができるとか(振動させて落とすのはあるみたい)、F1の車載カメラみたいにフィルターが定期的にスクロールしてきれいになっていくとか、こんなもん簡単に解決出来ないのかな?はっきりいって高額なカメラ。なのにこんなまつ毛以下の大きさのゴミにやられるなんて!許せない!許せないから「このやろー!消えて無くなれ!」「ザマーミロ!」とぶつぶつ言いながらレタッチしています。それでもそのまつ毛以下のゴミにやられた今日はとっても疲れました。ゴミに対する敗北感からくる疲労です。帰って寝ますわ、もう。