昨日、制作会社さんのデザイナーさんには珍しく宅ファイル便を使って画像を送付した。送った画像をすぐに相手方のモニターでチェックを受けて、すぐ改良点を電話で指示して・・・こういう時は便利ですね。その電話の中でやたら色の事で指示が入る。こっちもカンプを参照しながら画像作成してるのだけどどうやら相手のイメージとは違うようだ。濃度についても指摘された。同じ画像でもかなり印象が違うのか?不安材料はこちらにも多くある。先日モニターキャリブレーションを行ったのだけど、どうもちゃんとしたキャリブレが取れなかったようだ。4台、それもあやしかったので3回ずつ測定したのだけどどれも黄色が強くかかってる感じだ。モニターキャリブレーションはそれそのものが基準となる仕組みだけにそこに不安を抱えてしまうと自分の発色全てが不安になってしまう。僕らの仕事の仕組みの中では印刷でいい写真表現をすることが前提としてある。いくらフォトグラファーの事務所のモニターでいい色を出せても意味がないのだ。そういう意味ではデザイナーのモニターの方がよりアウトプットに近いモニターという事でそちら優先になるのは自然な事。
ずっとEYEONEでキャリブレしてきたのだけど今日初めて他のソフトと測定器を使ってみた。マクベス製なんですかね?キャリブレを2種使う事自体がタブーなんだけど仕方ない。EYEONEの測定器は点検に出した。これでもしも測定器が不備だったら・・・こういう「マクベスチャート-EYEONE」という黄金ペアも信頼おけないなぁ。EYEONE・・・高かったのになぁ
EYEONEが帰ってきたらやっぱりそっちを使う事にする予定。だけどそのEYEONEがおかしな数値を叩き出しても誰も気が付かない。僕の中ではノーチェックで基準にするほどの神話はもう残っていない。そういう事を防止するために他のツールでEYEONEを測定するという事です。来年になったらこのEYEONEを測定して基準をとる為のマクベスがちゃんとした測定してるかどうかの為にまた他のツールを買ってきて・・・以後永遠に続く。