来週の撮影ラフをチェックしてると深夜ロケが。それはいいんだけど建物が月明かりに照らされてる写真がレイアウトされてある。調べると撮影日は細い三日月。ダメだこりゃ。夜中3時の長野県の山奥で電気もついてない建物が写る訳ない。「シルエットでいいんです」とデザイナー。画面全体がシルエットだよ。昼間撮影してガンガンに暗くして疑似夜景という手もあったけどリアリティがない。ライティングするしかないね。森ひとつまるまるライティング。火はダメ、ストロボもダメ、発電機もダメってダメダメだな。
ノイズの事を考えたら露光タイムは30秒ぐらいかな。ライティングするのは建物のエッジと建物の後ろの木。うっすらでいいのでライトは懐中電灯で。LEDだとどうでしょうか。5本ぐらい持ってますが一個づつの色温度に差があるのです。これって写りに影響しますよね。テストしてみないとわからないけど色温度2700Kで4時ぐらいに露光かけてチョイチョイって懐中電灯で撫でてあげればいい写真が撮れるのではないでしょうかね。ホームセンターでこの懐中電灯400円で売ってました。これを100個ぐらいまとめて光源として大型ライトセーバーを作ったら…
重すぎるだろうね…